ミルウォーキー・ブルワーズのプリンス・フィルダーがパッケージを飾る、MLBアクションベースボールゲーム。プリンス・フィルダーのお父さんのセシル・フィルダーは阪神で修行をして日本産のMLBホームラン王になった事が有名な選手です。アクションベースボールゲームとは必殺技とボタンを押すタイミングが重要なアクションゲームにベースボール要素を入れたゲームで、ファミコン時代には似たようなコンセプトのゲームがいくつかあったが絶滅してしまったジャンルです。こうゆうゲームは野球好きには見向きもされないゲームなのだ。自分的にはシミュレーション要素の強い普通の野球ゲームよりこっちの方が断然好きである。アメリカにも一定数は自分のような好みの人間がいるようで、このBIGS2はシリーズ2作品目となっている、さすがに3作品目は作られなかったようだ。2009年に発売されており、マリナーズのイチローやヤンキースの松井が出ているのはポイントが高い、イチローに至ってはレジェンド級の能力値をもっているあたりアメリカでもそれなりに評価されていた事が分かる。両者とも目の細いアジア人顔のグラフィックで、アメリカ人に日本人がどう見えるかを認識するにはいいかもしれない。日本人からすると、はっきり言って似てないけど本人とわかる不思議なグラフィックです。ゲームはホームランボールがスコアボードを破壊する派手な演出やレーザービーム返球など見ていて楽しいベースボールになっています。さすがに何度も同じ演出があると慣れてしまうので、もうちょっと演出の種類を増やして欲しいと思いました。当然ネット対戦の機能も付いているためトロフィーは諦めました。
お気に入り度 ⭐️⭐️⭐️
やり込み度 レジェンドチームに勝った
