6:STG

絶滅してしまった...が、私のお気に入り10本のうち半分の5本を占める思入れ深いジャンルです。

歴史

始祖はスペースインベーダーである。その後いくつもの革命的進化を遂げる、「画面の何処でも移動できる」「連射ができる」「ボスキャラがいる」「オプションが付く」「地上を攻撃できる」「ボムが使える」これら全てが新しい世界に我々を導いてくれた。しかし、90年代中期の弾幕系を最後に20数年の歴史に幕を閉じることとなる。

面白さの秘訣

まず基本「ワン・レバー、ワン・ボタン」に洗練された操作系。次に「軸を合わせて弾を撃つ」わかりやすいゲーム性。最後に一発当たるだけで死亡する儚さ。これらにより高い緊張感と撃破時の爽快感と達成感を得ることができる。

衰退

よく言われるのは、難易度のインフレによるシューター専用化が衰退をもたらしたということだ。たしかにそれも一理あるだろう、しかし真の理由はトップクリエイターがSTGを作らなくなってしまった事だろう、それにより高難度化が進んだと考えるのが自然である。アーケードを主戦場としていた事とシンプルなゲーム性により早期に進化してしまった事がクリエイターから敬遠された原因だと思う。最盛期にはトップクリエイター達がしのぎを削っていたはずだ。

最後に

絶滅したSTGだが、実は30年以上形を変えて生き続けている可能性があります。

○ワン・レバー、ワン・ボタン

○軸を合わせてボタンを押す

○終わりがない

このインベーダーに似たゲームは何でしょう?

そうです、テトリスこそがSTGの生き残りではないかと思います。どうですか?皆さん、STGの精神は未だゲーム界のトップランナーなのです。