凄ノ王伝説

永井豪原作の漫画をゲーム化。漫画は超能力の戦いが描かれ途中までは面白かったが、清純な恋人が敵の奴隷であり、性のオモチャとしてなぶりものにされているのを目の当たりして、朱紗が凄ノ王になってしまうあたりから、あまりにも朱紗が可哀想でちゃんと読まなくなってしまった。作者も混乱していたようで間もなく連載は終了した。たぶん筆の進むまま描き過ぎたのだろう、永井豪の漫画って悲惨で救いようのないエンディングが多く、読んだあとへんな気分が続くんだよね、本人は世の不条理を描いているんだろうけど、ついていけないところがある。さて、ゲームはと言うとRPGで普通の出来だったと思う、唯一魔法の威力を十字キー右でパワーアップするのを知らずに最後の敵まで最弱レベルで戦ったのが印象に残っている、えらい時間が掛かったと思う。

お気に入り度 ⭐️⭐️

やり込み度 エンディング