4:トロフィーシステム

トロフィーシステムはネットワーク上のアカウントにゲームの進捗状況を記録するシステムである。X boxやスチームで行われていたものをPS用にカスタマイズして導入したらしい(詳しいことはわからない)。このシステムについてネット上では賛否があるようですが私は肯定的に捉えています。

メーカーが導入する最大の目的はユーザーの囲い込みにあると思う、PSNのアカウント数は現在9000万との事なのでトロフィーを気にする人が1/100でも90万人は、ソフトやハード購入時に「Xbox・switch・新規プラットホーム」よりもPSを優先する可能性が高くなります。現に私はPS4とswitchのマルチソフトについては、どうしても携帯でやりたい場合を除いてPS4版を購入しようと思っています、PS4を持っていないにもかかわらずである(PS5をそのうち買う)。

次にユーザー側のメリットとしては、主にエンディングを見ることでしか達成感が得られなかったものをトロフィー獲得でいろいろな達成感を得られるようになり自己満足にひたれる。また、任意でネット上に公開することで自己顕示欲を満たすことが出来ます。他にもゲームに組み込まれた遊びを隅々まで楽しむ道標になります、これについてはメーカー側のメリットになるとも言えます。人によってはトロフィー獲得自体をゲームとして楽しんでいます。このようにユーザーは、よりゲームを楽しむツールを手に入れたのである。やらされ感が増すとかオンライントロフィーが取れないなどの不満もあるようですが、それを含めて楽しむいい加減さを自分は持ち合わせています。

人間が本能的に持っている収集癖を利用するのは、ゲームの面白さで売る本道からは外れているものの、ガチャによる射幸心の煽りと同じで商売としては許容範囲だと思います。いずれは、トロフィーと実績は統合されるような気がします。